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2007.10.12 Fri
今回の記事は徳山秀範が担当します。

経営戦略としての「選択と集中」は
疑う余地のない効果的なものだと考えられています。

確かに、兵力の集中は戦いの基本であるし、
成功した際の効果も華々しい。
不採算分野の事業売却等による利益の回復と、
戦略分野での利益率の改善により、
急激な業績回復(V字型回復)をもたらすことが多い。

では、「選択と集中」は最強の戦略なのでしょうか?

指摘したいのは、
「選択と集中」戦略とは、
基本的にハイリスク・ハイリターン戦略だということです。

効果的にリターンを得ようとするならば、
どの分野に集中するか、明確に分かっていなければなりません。
誤った分野を「選択」して経営資源を「集中」しても、
リターンを得ることができない(若しくはリターンが極端に少ない)し、
下手をすれば破綻を招く結果となります。

過去においては、多くの企業が
集中とは逆の「多角化と拡散」戦略を採用し、
たくさんの余剰資産・余剰人員・余剰借入金を作り出しました。
かくして今では多角化戦略は評判が悪いものとなりました。

しかしこの時期に、新事業や新技術の創造という種まきも
同時に行われていました。
悪評高い多角化戦略にも
リスクの分散、技術の発見、技術の蓄積という効果があるのです。

多角化・拡散の時期を経て、
真に自社が集中すべき分野が把握できるようになり、
「選択と集中」戦略を有効にする土台が整います。

当たり前ですが、
普遍的に最強である戦略はありません。

「多角化と拡散」で種をまき、
「集中と選択」で果実を刈り取り、
また「多角化と拡散」で種をまく・・・。

おそらくこのサイクルを継続的に繰り返すことが必要で、
大事なのは戦略転換のタイミングをキチンとはかることでしょうね。


【参考】プレジデント2007.10.29号 経営時論





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