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2008.09.28 Sun
今回の記事は、徳山秀範が担当します。

最近、『自滅する企業』という書籍を読みました。
結構興味深いことが描かれていたので、
何回かにわたって内容をご紹介しようと思っています。

この書籍では、
「なぜ優良企業が破滅してしまうのか。」という問いに対して
豊富な実例をまじえて結論を示しています。
(したがって、この書籍で取り扱われているのは、
超優良企業ばかりです。)

普通の企業が超優良企業へと発展するとき、
知らぬ間に自滅的な習慣に陥り、
それがやがて自らの成功を揺るがすことになります。

この書籍では、その自滅的な習慣を7種類に分別し、
それぞれ下記の通り、名付けています。

 ・現実否認症
   神話、定石、正統という呪縛
 ・傲慢症
   おごれる者は久しからず
 ・慢心症
   成功は失敗のもと
 ・コア・コンピタンス依存症
   諸刃の剣
 ・競合近視眼症
   忍び寄る伏兵
 ・拡大強迫観念症
   右肩上がりの幻想
 ・テリトリー欲求症
   コップの中の縄張り争い

共通しているのは、どの企業も
超優良企業でいる間に自滅的習慣に蝕まれている点です。

(作者は人間に例えて、
健康時には食べ過ぎ、運動をサボり、喫煙し、
それでも自分はまだ大丈夫と思っているが
ある日心臓発作を起こして命には限りがあることを知る
と書いています。)

これらの習慣によって、企業は時とともに苦境に陥り、
企業存続に関わる重大な局面を迎えることもあります。
しかし、これらの習慣を断ち切って克服することも可能です。

次回以降、
これらの習慣そのもの、それらが起こる理由・条件、
そしてそれらに対する処方箋を
明らかにしていきます。


【参考】
 「自滅する企業」 ジャグディシュ・N・シース著
   ウォートン経営戦略シリーズ 英治出版
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2008.06.19 Thu
今回の記事は徳山秀範が担当します。

平成19年6月18日付の朝日新聞朝刊に下記のような記事が掲載されていました。

『「金融庁の指導で貸せない」・・・こう言われたら すぐ通報を』

内容は概ね以下の通りです。

  金融庁は、中小企業が金融機関から貸し渋りを受けた際に
  その「犯人」に金融庁が挙がっていることを問題視。
  安易な責任転嫁に走る金融機関をあぶりだすために、
  情報提供の呼びかけを始めた。
 
  金融庁が特定業界への融資抑制を指導することはない。

  情報提供は
    金融円滑化ホットライン:03-5251-7755
    平日10:00~16:00
  で受け付ける。

・・・

心当たりのある方は、
一度お電話してみてはいかがでしょうか?

以前、ある顧問先様で
金融庁の存在を理由にして、
調達利率を上げられそうになった経験が私にはあります。

このケースでは、利率を上げることで
実質的に貸し渋っている金融機関側の意図が
ミエミエでしたが、
色々な資料提供を通じて返済可能性を説明できたので、
結果的に事なきを得ました。

表向きは
貸し渋りにあったわけではないので、
このようなケースで相談しても、
実効性のある回答が得られるのか、
甚だ疑問ではあります。

ただ、政府が中小企業に対する資金供給を重要視していることを、
現場レベルで実感できるエピソードではありました。

2007.10.12 Fri
今回の記事は徳山秀範が担当します。

経営戦略としての「選択と集中」は
疑う余地のない効果的なものだと考えられています。

確かに、兵力の集中は戦いの基本であるし、
成功した際の効果も華々しい。
不採算分野の事業売却等による利益の回復と、
戦略分野での利益率の改善により、
急激な業績回復(V字型回復)をもたらすことが多い。

では、「選択と集中」は最強の戦略なのでしょうか?

指摘したいのは、
「選択と集中」戦略とは、
基本的にハイリスク・ハイリターン戦略だということです。

効果的にリターンを得ようとするならば、
どの分野に集中するか、明確に分かっていなければなりません。
誤った分野を「選択」して経営資源を「集中」しても、
リターンを得ることができない(若しくはリターンが極端に少ない)し、
下手をすれば破綻を招く結果となります。

過去においては、多くの企業が
集中とは逆の「多角化と拡散」戦略を採用し、
たくさんの余剰資産・余剰人員・余剰借入金を作り出しました。
かくして今では多角化戦略は評判が悪いものとなりました。

しかしこの時期に、新事業や新技術の創造という種まきも
同時に行われていました。
悪評高い多角化戦略にも
リスクの分散、技術の発見、技術の蓄積という効果があるのです。

多角化・拡散の時期を経て、
真に自社が集中すべき分野が把握できるようになり、
「選択と集中」戦略を有効にする土台が整います。

当たり前ですが、
普遍的に最強である戦略はありません。

「多角化と拡散」で種をまき、
「集中と選択」で果実を刈り取り、
また「多角化と拡散」で種をまく・・・。

おそらくこのサイクルを継続的に繰り返すことが必要で、
大事なのは戦略転換のタイミングをキチンとはかることでしょうね。


【参考】プレジデント2007.10.29号 経営時論





2007.07.31 Tue
今回の記事は徳山秀範が担当します。

仕事で成功し、かつ家族との関係や趣味の分野でも充実した生活を送ることは可能でしょうか?

仕事上の挑戦が絶え間なく続く環境においては、
仕事と私生活の両立は容易なことではありません。
日々プレッシャーに押しつぶされそうに感じている方も
いらっしゃるのではないでしょうか?
このようなケースで多くの方が誤ってしまうのは、
仕事とそれ以外のことの時間配分(バランス)を考える際に、
唯一の正しい比率(例えば50:50)があるという前提を置いてしまうことです。

仕事で成果をあげることに価値を見出す人であれば、
仕事70:それ以外30という比率を採用すればよいでしょう。
(ただし、家族との時間は犠牲になることは間違いありません。)
仕事は私生活を支えるための必要最小限度に抑えたい人にとっては、
上記と真逆の比率が好ましいでしょう。
(ただし、出世はあきらめなければいけないかも知れません。)

バランスとは、自らが個人として、
また職業人として人生に何を求めるかによって
自分にとって何が適切かを判断し、
その判断に基づいて行う個人的な選択です。
大事なのは、比率そのものではなく
何らかの選択をし、その結果を引き受けるということです。

時間配分は手段であって、目的ではないということですね。

結局、自分自身をよく知ることが大事であって、
これがすごく難しい・・・。


【参考】:プレジデント2007.3.17号 J・ウェルチのビジネス問答

2007.07.12 Thu
今回の記事は、徳山秀範が担当します。

最近、勉強しているテーマが2つあって、
ひとつは「サプライチェーンマネジメント(SCM)」、
もうひとつは「競争戦略」です。

どちらも用語としては既に知っていましたし、
勉強するにもイマサラ感の強い主題です。
ただ、ある会社さんに関与するにつれて、
これは一度キチンと整理しておかないといけないな、
ということで、只今頑張っているわけです。

※「ある会社さん」では、日々の議論の中で、
「ビジネスモデル」とか「ASP」とか「BTO」とか
「EC」とか「ドロップシッピング」とか
横文字の経営用語(?)が頻繁に登場します。

私はこれでも経済学部経営学科卒でして、当時の講義では
このような概念・主題は存在していなかったと記憶しているのですが、
マイケル・ポーターが「競争の戦略」を執筆し、
日本語版が発刊されたのは1982年(!)でした。

大学時代がどんなだったかバレてしまう・・・。

ともあれ勉強を始めて痛切に感じるのは、
基本概念を押さえることの大切さと、
よくもまぁ今まで勉強もせずに
「ビジネスモデル」とか平気で口にしていたな
という恥ずかしさです。

今後は復習も兼ねて
このブログで勉強の成果をリリースしていこうと思っています。

ちなみに今読んでいる書籍は以下の通り。
 「競争の戦略」 マイケル・ポーター著
 「ポーター教授『競争の戦略』入門」 グローバルタスクフォース著
 「サプライチェーン戦略」 アクセンチュア ジョン・ガトーナ編
 「トコトンやさしいSCMの本」 鈴木邦成著
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